【プラチナカップ予想】JRAオープン勝ちのある実績馬2頭はもちろん、重賞初挑戦ながら12戦連続連対中のあの馬も目が離せない存在!

2020年07月22日 18:00

地方転厩初戦「浦和スプリントオープン」2着からの巻き返しを狙うベストマッチョ(写真奥、撮影:高橋正和)

 全国の地方競馬だけでなく、JRAからも多くの馬たちが、賞金と勝利の名誉を求めて集まるのが、南関東の競馬。とりわけ、今回のプラチナカップのような地方重賞には、様々な出自を持つ馬たちが集結して覇を競い、そこから更にダートグレード競走への飛躍を期して戦いを続ける。レースを楽しむファンにとっては、例えばJRAの舞台で、あるいは贔屓にしている地方競馬の他場で目にしてきた馬の姿に触れ、予想して馬券を買って応援出来るのが南関地方重賞。これは大きな楽しみであり、また魅力でもある。

 今年のプラチナカップには、JRAオープン勝利の実績がある馬が2頭登場する。ベストマッチョはダートで活躍を遂げ、近歴にも好走がある中での南関東入り。前走で浦和の馬場を経験していることから、今回もその戦い振りは大いに注目される。一方、異彩を放つのはサンマルティン。転入初戦の今回、新たな活躍を求め初めてのダート戦に挑む。芝の小倉記念2着という輝く戦歴を持つこの馬が、ダートでどんな走りを見せるのか。否が応でも期待は高まる。

 面白いのは、ダノンレジーナ。JRA出身だが、そこでのレースは1戦大敗で早々に切り上げて地方競馬に転じた後、佐賀で5つ、浦和で6つの勝ち星を、一度の敗戦も喫することなく続けてあげた馬だ。前回、転入後初めての敗戦を喫したが、2000m戦かつ惜敗でもあり、度外視してもいいだろう。2走前の勝ち振りから時計はまだ詰まりそうな感じもあり、重賞初挑戦でも目が離せない存在だ。

(文=ブロードキャスター・坂田博昭)

>>プラチナカップ 出馬表はこちら(外部サイト)

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