【アイビスSD コース解説】2001年に誕生した、日本唯一の直線コース

2020年07月24日 11:53

新潟芝直線1000m

 26日に行われるアイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII)の舞台となる新潟芝直線1000m。このコースについて解説していく。

 新潟芝1000mは、2001年に誕生した、日本で唯一となる直線コース。アイビスサマーダッシュは、コーナー無しで行われる究極のスピード比べとして親しまれており、歴代勝ち馬にはカルストンライトオ、メジロダーリング、ハクサンムーンなど名だたるスプリンターが揃っている。

 専用のポケットからのスタートすると、270mほど緩やかに上って、そこから200mほど下る。そこから小さなコブを超え、ラスト320mは平坦となってゴール。

 2回新潟は全6日間、Aコースを使用して開催される。5月に行われた1回開催はBコースを使用していたため、保護されていた内側が開放される形。なお、JRAの馬場情報によると第1回新潟競馬前にAコース部分を、第1回新潟競馬終了後にBコース部分を中心に芝張替えを実施している。

 例年であれば夏の新潟は非常に速い時計・上がりの出る軽い芝になるが、1回開催時が時計を要し気味で、長梅雨の影響も否めず、芝の状態は不透明。しっかりとレースをチェックして見極める必要があるだろう。

 とはいえ、直線1000mは残り660m地点で外回りと、残り360mで内回りと合流するため、傷んでいない部分を走れる外枠有利の傾向が強い。芝の状態を問わず外枠重視で良さそうだ。

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