内田利雄騎手、相棒との再会で勝利

2006年12月07日 21:00

 7日、船橋競馬場で行われた東京スポーツ盃(A2・ダート1000m)は、内田利雄騎手騎乗の8番人気(単勝35.7倍)フォースキック(牡8、船橋・玉井昇厩舎)が好位追走から直線力強く伸び、1番人気ベルモントギルダーに2馬身差をつけ完勝した。勝ちタイムは59秒5(稍重)。

 勝ったフォースキックは父ペルジノ、母フォースポート(その父フォーティナイナー)という血統。00年に高崎競馬でデビュー。高崎では55戦17勝という成績を残したが、04年12月31日の高崎競馬廃止に伴い、船橋に移籍。今回が通算73戦目で、22回目の勝利だった。

 一方の内田利雄騎手は78年に宇都宮競馬場でデビュー。04年11月28日には3000勝を達成するなど活躍したが、05年3月14日の宇都宮競馬場廃止に伴い、現在はフリーの騎手として岩手、笠松、浦和、兵庫、佐賀など全国を渡り歩く“さすらいジョッキー”として活躍。現在は浦和・村田貴広厩舎に所属し、07年1月19日までの期間限定騎乗を予定している。

 内田騎手とフォースキックは、01年から04年にかけ、宇都宮と高崎という同じ北関東地区所属時代に、8戦して5勝と相性の良さを見せていた。今回、初コンビから5年、人馬とも巡り巡って04年2月29日以来約2年9か月ぶりのコンビ復活を、見事勝利で飾った。ゴール前では内田騎手も派手なガッツポーズを見せ、かつての相棒との勝利の喜びを表していた。
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