1日、盛岡競馬場で行われた青藍賞
トライアル準重賞のすずらん賞(ダ1600m)は、移籍初戦だった
ヒガシウィルウィン(牡6、岩手・菅原勲厩舎)が1着。昨年7月以来の勝利を飾った。
(山本聡哉騎手のコメント)
「
パンプキンズの2番手はイメージどおりでした。
パンプキンズはテンが速く、そのあとはペースを緩めるタイプですから、楽をさせないようにプレッシャーをかけました。道中の手ごたえはいいんですが、追い出してからの反応がもう一つ。今回を叩いて、どう変わってくるかだと思います。
ヒガシウィルウィンは背中が素晴らしいですし、レースに対しても真面目。久々に勝ちましたから、これで復調のきっかけをつかんでほしいと思います」
(菅原勲調教師のコメント)
「レース上がりの息づかいが本物ではありませんでしたが、久々の影響もあったと思います。それでも勝ってくれるのが底力なんでしょうね。次走予定は状態と相談しながら、青藍賞を考えています」
父サウスヴィグラス、母プリモタイム、母父ブライアンズタイムという血統。2016年5月12日の門別5Rでデビュー(2着)、初勝利は同年6月9日門別7R。同年の北海道2歳優駿(JpnIII)2着後に船橋競馬へ移籍。2017年には羽田盃(SI)2着、東京ダービー(SI)1着、ジャパンダートダービー(JpnI)では中央馬を撃破して優勝した。2019年に北海道競馬へ再転入し、2020年に岩手競馬へ移籍。通算成績35戦10勝。
(岩手県競馬組合のリリースより)