【湾岸スターカップ予想】東海ダービー2着エムエスオープン登場/NARレース展望

2020年08月05日 11:00

重賞2勝を挙げているエムエスオープン(撮影:谷口浩)

 8月5日、名古屋競馬場で重賞・湾岸スターカップ(1600m)が行われる。地元3歳馬による重賞で、今年で3回目。過去2回は「湾岸ニュースターカップ」という名称で1月に行われており、第1回は無敗で連勝中だったサムライドライブが制覇した。今年は2年ぶりの実施で、名称や施行時期をマイナーチェンジして行われる。

 中心は重賞2勝を挙げているエムエスオープン。鎖骨と肩甲骨骨折により休養していた今井貴大騎手が復帰し、前走の東海ダービーからコンビ再結成。その東海ダービーでは中団からレースを進め、向正面で追い上げ始めると4コーナーではニュータウンガールに馬体を並べるところまで迫った。今井騎手も「一瞬、夢を見ました」というシーンで、直線はニュータウンガールに離されたものの、2着。ここでは力上位だ。

 相手候補はインザフューチャー。昨年10月にゴールドウィング賞で重賞制覇を遂げ、年明けには重賞・新春ペガサスカップでエムエスオープンと直線で競り合いを演じ、クビ差2着。1月のゴールドジュニア9着の後、5か月半の休養に入っていた。久々となった前走はダッシュを利かせるも枠の内外の差で2番手に控え、3着。今回は4番枠に入り、過去のレースぶりからもダッシュ力があるため、得意とする逃げの形に持ち込めそうだ。

 メタリフェルもスタートは速いタイプだが、ここではインザフューチャーにハナを譲る形になりそう。3月の重賞・中京ぺガスターカップでは逃げて、4コーナーでエムエスオープンに並ばれるも、粘り腰を見せて3着には6馬身差の2着。2走前は11着と大きく敗れているが、展開も向かなかっただろう。南関東の期間限定騎乗で大活躍した水野翔騎手にも期待したい。

 また、ここ2走、1600m戦で1着、2着と好走続きのミラクルキャッシュにも注目。

 湾岸スターカップは8月5日名古屋11R、16時20分発走予定。

(文:佐々木祥恵)

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