金沢で重賞を2勝しているハイタッチガール(ユーザー提供:にこちんさん)
1987年創設のオークスに相当し、副称にオークスと付けられている。2009年より水沢競馬場から盛岡競馬場に場所を移し、2000mで施行されるようになった。第34回を迎える今年から1800mに距離が変更されており、12頭の3歳牝馬が顔を揃えた。
◎はハイタッチガール。
2走前の石川ダービーは2番人気に推されながら5着だったが、金沢で金沢プリンセスカップ、兼六園ジュニアカップと重賞を2勝している。岩手に移籍初戦の前走は、1番人気に支持されていたが7着と思わぬ大敗を喫したが、盛岡のコースを1度使われて慣れも見込め、まともに走ればここで地力上位。巻き返しに期待する。
〇にボルドーブリュネ。
今回移籍初戦となるが、笠松時代には岩手に転入後の重賞2戦とも2着のダルマワンサの3着という成績もあり、ダルマを物差しにするといきなり好勝負になっても不思議ではない。
▲は重賞(あやめ賞)勝ちのあるアンズビジン。
あやめ賞後は今ひとつも、前2走(ウイナーカップ4着、オパールカップ6着)も牡馬に交じって大負けはしていない。牝馬同士のこのメンバーなら上位争いに加われそうだ。
△は3頭。重賞出走経験もあり、前走(3歳A)優勝のエイシンナーサリー。アンズビジンの制したあやめ賞では1番人気で4着だったボルドーリブロン、そのボルドーリブロンに2走前に2着で、前走(3歳)に勝ったマルケイマーヴェル。
金沢で重賞2勝を挙げ岩手に移籍2戦目のハイタッチガールと笠松から転入初戦のボルドープリュネに、アンズビジンほか伏兵馬が激走の予感がするひまわり賞(オークス)は8月9日(日)、18時10分発走。
(文:佐々木祥恵)