実績上位のカツゲキライデン(写真は18年グランシャリオ門別スプリント優勝時、撮影:田中哲実)
早いもので、8月中の門別グランシャリオナイター開催日も今夜を含め残り2日間。“異例の夏”となってしまった今季は、門別ならではの「涼しい!超快適!」ナイター競馬を全国のファンの皆さんにお楽しみいただくことができず残念至極なわけですが、新型コロナウイルスの事態収束がなかなか見通せない中では‥。来季こそ酷暑から身を避け、快適さに感動する門別グランシャリオナイター開催を少しでも多くの皆さんに体験していただけることを願うばかりです。
きょう26日(水)のメイン(最終)12Rは「一般社団法人東京馬主協会特別/A1〜A3-1組・1200m外回り」。毎年この時期に、新ひだか町静内の北海道市場でHBAサマーセールが開催されるのに合わせ編成される特別競走なんですが、今年は7頭立て。少頭数での一戦となりました。
2週前の13日(木)に行われたスプリント重賞「エトワール賞H3」からの転戦組はゼロ。そんなメンバー構成なら、今季9歳ながら5月20日すでにこのA1下条件を快勝しているカツゲキライデンが中心となりそう。JRA2勝クラスから6月に転入し、前走3戦目でA1下特別を早め先頭から押し切ったアルジャーノンも互角かそれ以上までありそうな存在で、転入後に戦ってきた相手のメンバーレベル(転入初戦の勝ち馬はソイカウボーイ。同2戦目はブラゾンドゥリス)を考えれば2連勝も十分に狙えるでしょう。この上位候補2頭が勝負どころから早めに押し上げ、いったん後続との差を開くような展開になれば、末脚強靭なモリデンリオの追い込みがハマる可能性も出てくるかもしれません。
概ね上記3頭が人気の中心と見込まれますが、他の4頭も発馬やスタートダッシュ、道中の流れが自らの得意パターンにマッチするようなら幾らかは上位進出の可能性も。少頭数だけに、思い切って人気薄を拾って少しワクワクしながら観戦するのも楽しいかもしれません。発走時刻は20時35分です、お見逃しなく!
(文:ひだか応援隊)