6日に新潟競馬場で行われる新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる9回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のステイゴールド、アドマイヤベガが続き、2回がスペシャルウィーク、ゼンノロブロイとなっている。
ディープインパクト産駒は「3-3-3-25」。14〜16年まで別馬で3連覇を果たすほか、14年においては1〜3着までを独占。近年は幾らか勢いに陰りが見られたものの、昨年はジナンボーとカデナが人気薄ながら2・3着に好走し、健在ぶりをアピールしてみせた。今年はアイスバブル、カデナ、サトノガーネット、サトノダムゼル、ジナンボー、プレシャスブルー、ポポカテペトル(除外対象)の7頭が特別登録。
ハーツクライ産駒は「0-0-1-7」。12年ステラロッサ(3人気14着)、15年マジェスティハーツ(2人気10着)と上位人気馬が大敗を喫する一方で、17年カフジプリンスは12人気ながら3着に激走している。今年は上位人気と目されるワーケアほか、インビジブルレイズ、サトノクロニクルが出走予定。
キングカメハメハ産駒は「1-0-0-8」。昨年はユーキャンスマイル(2人気1着)、レイエンダ(1人気10着)、と上位人気2頭で明暗が分かれた。15年にもミュゼスルタンが1人気16着と大敗しているだけに、一概に評価しづらい傾向は否めない。今年はブラヴァスが出走予定。
ジャングルポケット産駒は「0-0-0-4」。同産駒は新潟記念に限らず、新潟の平地重賞は延べ21頭が出走して未だ3着以内に好走歴がない。今年はサンレイポケット、ピースワンパラディの2頭が出走予定。