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【川崎・スパーキングサマーC】重賞Vグレンツェント、南部杯かサンタアニタTを視野、藤田輝信調教師「伊藤騎手が代打で上手く乗ってくれて…」

2020年09月03日 12:37

1番人気グレンツェントが人気に応えて勝利(撮影:高橋正和)

 2日、川崎競馬場で行われた第17回スパーキングサマーC(3歳上・重賞・ダ1600m・1着賞金1400万円)は、中団でレースを進めた伊藤裕人騎手騎乗の1番人気グレンツェント(牡7、大井・藤田輝信厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、2着の7番人気リッカルド(セ9、船橋・佐藤裕太厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒6(重)。

【伊藤裕人騎手】
「嬉しいですし、ホッとしています。

 大人しくて、やはり力がある馬だなあと、返し馬で思いました。

 理想としてはもう一列前に付けたいと思ったんですが、前に有力どころがいたので、これを目安にと思って乗りました。内で溜めていれば最後は絶対切れると聞いていたので、力を信じて乗りました。斤量(58kg)も全然気にしていませんでしたので、まだまだ重賞を取れる馬だと思います。

 今こういう状況で、なかなかお客さまも入場することが難しいですが、関係者一同頑張って面白いレースをつくりあげていきますので、応援よろしくお願いします」

【藤田輝信調教師】
「伊藤騎手が代打で上手く乗ってくれて、感動しました。

 レースが一週延びたので、暑さで調整しづらいところもあって心配もあったんですけど、馬が本当に強く地力で勝ってくれました。

 道中思ったよりも後ろになってしまったのでハラハラしたんですが、伊藤騎手の方が僕なんかよりもずっと落ち着いていたようです。本当に上手く乗ってくれて、人気馬たちを見て落ち着いて乗ってくれました。感謝しています。

 次走は、南部杯かサンタアニタトロフィーか、馬の状態を見ながら決めたいと話しています。

 こんな状況でも競馬をやらせて頂けることに感謝しております。もっと競馬を盛り上げられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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