今週の新馬戦に、03年に急死した00年牡馬クラシック2冠馬エアシャカールの産駒2頭が、中央でのデビュー戦を迎える。
16日(土)の阪神6R・2歳新馬(芝1400m)には、エアファーギー(牝2、栗東・藤岡健一厩舎)が出走。鞍上には藤岡佑介騎手を迎える。17日(日)の阪神5R(芝1800m)には、セフティーオーラ(牝2、栗東・須貝彦三厩舎)が出走。こちらは須貝尚介騎手が騎乗する。
エアシャカールは00年に皐月賞(GI)、菊花賞(GI)を制覇。02年の有馬記念(GI-9着)を最後に引退したが、種牡馬入り初年度となった03年3月13日に放牧中の事故により骨折。安楽死の処置が取られ、産駒はわずか4頭しか残せなかった。なお、そのうちの1頭であるエアーミラクル(牝2、北海道・楠克美厩舎)が10月24日にホッカイドウ競馬で勝ち上がり、産駒初勝利を果たしている。