【園田チャレンジC予想】ハイペース想定で、ナリタミニスターが好位差し/NARレース展望

2020年09月11日 10:00

現在4連勝中のナリタミニスターが中心か(ユーザー提供:あすりさん)

 9月11日、園田競馬場で重賞・園田チャレンジC(1400m)が行われる。地元の古馬による短距離重賞で、マイルCSトライアルの代表馬選定競走。過去にはランドクイーンがこのレースを勝利後、JRAのスワンSに挑戦した。

 中心はナリタミニスター。現在4連勝中で、2走前には重賞・金沢スプリントCを制覇した。4連勝のうち3戦では58kgを背負っての勝利だったのが、今回は斤量が56kgに軽くなるのは大幅なプラス材料だ。

 このレースはエイシンエンジョイ、ナチュラリー、場合によってはヒダルマと、逃げ馬が揃っており、前が速くなる可能性が高い。そうなれば、好位からレースを運ぶナリタミニスターが一気に台頭するだろう。

 相手候補筆頭は前走、佐賀のサマーチャンピオン(JpnIII)で地方馬最先着の5着だったナムラムート。JRA2勝馬で、兵庫移籍後は3連勝ののち、先述のダートグレード5着。最後まで脚をしっかりと使う馬で、差し馬台頭の流れになりそうなここはさらに注目したい存在。

 JRA時代は逃げや2番手外、兵庫でも馬群の外でレースを運ぶことが多かっただけに、最内枠がどう影響するかだが、地元馬同士ではまだ底を見せていない点が魅力だ。

 エイシンエンジョイは昨年の覇者で重賞4勝の実績馬。豊富なスピードが武器で、スッと先手を取れれば最後までスピードが衰えず、勝利もあるだろう。

 そこに立ちはだかるのはナチュラリー。こちらも逃げたいタイプの馬で、重賞5勝と実績上位。また、昨年の摂津盃を勝ったヒダルマが得意の1400mに戻ってくる。

 園田チャレンジCは9月11日園田11R、19時55分発走予定。

(文:大恵陽子)

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