現地時間14日、米国で殿堂入りしているフリント・スコッティ・シュルホファー元調教師が、5日から入院していた米・フロリダ州サウスフロリダのアベンチュラ病院で、ガンのため死去した。80歳だった。
シュルホファー(Flint "Scotty" Schulhofer)氏は26年5月30日生まれ。騎手を経験後、62年に調教師としての初勝利を挙げると、93年ベルモントS(米G1)のコロニアルアッフェアー、99年ベルモントS(米G1)のLemon Drop Kid、86年BCスプリント(米G1)のSmile、90年BCジュヴェナイル(米G1)のFly So Free、92年チャンピオンスプリンターのRubiano、69年、70年のチャンピオンスプリンターTa Wee、91年ペガサスH(米G1)のスキャンなど、多くの名馬を育て上げた。
92年には米国競馬の殿堂入り。02年に通算1119勝の成績を残し調教師を引退していた。