【ゴールドジュニア予想】母ショウリダバンザイの血が騒ぐマカベウスが重賞制覇へ/NARレース展望

2020年09月21日 11:15

名牝ショウリダバンザイの仔、マカベウスに注目だ(撮影:高橋正和)

 昨年まで「ゴールドジュニアー」の名称で準重賞として行わていたが、SIIIに格上げされて「ゴールドジュニア」とレース名も変更。TCKで最初に行われる2歳重賞となった。第1回の今年は、ここまで2戦2勝で重賞7勝のショウリダバンザイの子・マカベウスなど、13頭が顔を揃えた。

 ◎はマカベウス。船橋でデビュー戦を楽勝し、前走のはやぶさ特別では最後までしっかり伸び、大井へのコース替わりもこなしてデビューから2連勝を飾った。大井1400mの距離も既に経験済みなのも大きいし、母ショウリダバンザイは、南関東(桜花賞、ロジータ記念)やホッカイドウ競馬(道営記念など)で重賞7勝と活躍した名牝で、血統的にも楽しみが大きい。

 ○にアランバローズ。こちらも2戦2勝で負け知らず。スピードの違いでデビュー戦、月下香特別とともに大楽勝の逃げ切り勝ちを収めている。デビュー戦から1ハロンずつ距離を延ばして、今回は1400mなるのが鍵だろうが、前走のレース振りからも距離延長でパタッと止まるとは考えづらい。

 ▲はセイカメテオポリス。こちらも2戦2勝で、前走で大井の1400mを経験しているのは大きい。前走は逃げ切りだったが、デビュー戦は出遅れて押し上げての4、5番手からの競馬で差し切り勝ち。ハナにこだわる必要はなく、どんな競馬でもできそうだ。

 △にトーセンウォーリア。5戦3勝と経験豊富で1400mも2勝と距離も合っている。初の大井コースをこなせば上位争いも。もう1頭が前走大井の1400mで2着馬に9馬身差をつけて圧勝したファルキート

 南関東にも縁があった母ショウリダバンザイの血を引くマカベウス中心も、素質馬揃いで見応え十分の若駒たちの重賞ゴールドジュニア。9月21日(月)、20時10分発走。

(文:佐々木祥恵)

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