20日、中山競馬場4Rで行われた新馬戦(2歳・芝1200m・16頭)は、先団の後ろでレースを進めた武藤雅騎手騎乗の9番人気セイウンエンプレス(牝2、美浦・本間忍厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った2番人気クラブジャズ(牝2、美浦・中舘英二厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒8(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気リュウノクララ(牝2、美浦・小野次郎厩舎)が入った。なお、3番人気ユキノファラオ(牡2、美浦・石毛善彦厩舎)は4着、1番人気レーヴドモンド(牝2、美浦・古賀慎明厩舎)は7着に終わった。
勝ったセイウンエンプレスは、父リーチザクラウン、母リップル、その父アグネスタキオンという血統。本日の馬体重は386kg。390kg未満の馬のJRA新馬勝ちは、2015年8月22日の小倉5R(芝1200m)を376kgで制したオウケンダイヤ以来、5年ぶりとなった。