17日、阪神競馬場で行われた6R・2歳500万下(ダート1400m)は、O.ペリエ騎手騎乗の3番人気ホットマニューバー(牡2、美浦・相沢郁厩舎)が中団追走から直線一気に末脚を伸ばし、8番人気ヤマカツシリウスに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分25秒5(稍重)。さらに1.1/4馬身差の3着には1番人気ナックルパートが入り、4着には2番人気コンゴウダイオーが入った。なお、6位に入線した7番人気ナムラカゲトラは、4番人気アルヴィス(10着)の走行を妨害したとして11着に降着となっている。
勝ったホットマニューバーは父Mt. Livermore、母Aspenelle(その父Vice Regent)という血統の米国産馬。05年キーンランドセプテンバーセールにおいて、オーナーである吉澤克己氏によって10万ドルで落札されている。未勝利戦で3回連続2着など勝ち切れないレースが続いたが、デビューから6戦目(東京・ダート1400m)で2着に4馬身差をつけ初勝利を挙げると、昇級初戦となった前走の2歳500万下(東京・ダート1300m)ではビクトリーテツニーから0.1秒差の3着に入っていた。通算成績7戦2勝。