現地時間8月29日のフォアゴーS(米G1)覇者ウィンウィンウィン(牡4、米・M.トロンベッタ厩舎)が腱の損傷のため、現役を引退することがわかった。種牡馬入りの計画については後日発表予定とのこと。米競馬メディア『BloodHorse』が28日、報じた。
ウィンウィンウィンは父ハットトリック、母Miss Smarty Pants、その父Smarty Jonesという血統。
前走のフォアゴーSでは道中1頭だけ置かれた最後方から、直線で全馬をごぼう抜きする衝撃的な末脚を披露。次走は11月7日のBCダートマイル(米G1)を目指していた。通算成績は12戦5勝。
ハットトリックは父サンデーサイレンス、母トリッキーコード、その父Lost Codeという血統。2005年のマイルCS(GI)、香港マイル(香G1)覇者。
現役引退後はアメリカで種牡馬入り。2017年からブラジルでけい養されていたが、今年の8月3日に同地でこの世を去った。