【ベイスプリント予想】アドマイヤムテキ、良績残す1400mで重賞2勝目へ/NARレース展望

2020年10月01日 11:30

名古屋記念を制した得意舞台で重賞2勝目を狙うアドマイヤムテキ(撮影:谷口浩)

 今日1日、第1回ベイスプリント(1400m)が名古屋競馬場で行われる。北陸・東海交流レースとして行われる新設重賞。金沢から3頭の遠征馬を迎えて11頭立てとなった。

 中心は地元のアドマイヤムテキ。年明けに同じ舞台で行われた名古屋記念では4コーナーでスーッとポジションを上げ、ゴール寸前で前の馬を交わして重賞初制覇を遂げた。近走はマイル以上の中距離戦にシフトしていたが、再び1400m戦へ。このメンバーなら、頭一つ抜けているのではないだろうか。

 対するウラガーノはJRA3勝を挙げたのち今春、兵庫への移籍を経て笠松へ。移籍初戦となった前走・秋桜賞はダートグレード勝ち馬や南関東の実力馬が出走する中、2着。直線でアークヴィグラスが故障し、落馬という悲しい出来事もあったが、東海地区所属馬の中では最上位入線を果たした。3走前に兵庫で勝ったレースでは前向きさも感じられ、1400mでスピードを生かしたいところ。

 アンジュリアン(金沢)はテンがとにかく速く、ここでは地元のユウチャージとのハナ争いが予想される。基本的に前が有利な名古屋に向いている脚質だ。同様に、フェリシアルチア(金沢)も重賞・日本海スプリント(900m)で逃げ切り勝ちを収めているようにスピード自慢の馬。同型の存在も気になるが、展開次第で上位争いに加わりそう。

 記念すべき第1回を迎える重賞・ベイスプリントは10月1日名古屋11R、16時20分発走予定。

(文:大恵陽子)

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