【シリウスS 血統データ分析】オルフェーヴル産駒は上級条件で躍進

2020年10月01日 15:00

シリウスS 種牡馬データ

 10月3日に中京競馬場で行われるシリウスS(3歳上・GIII・ダート1900m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京ダート1900mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

 このコースでは初出走となるAmerican Pharoah産駒は上位人気と目されるカフェファラオが出走予定。エンパイアメーカー系は人気以上の激走も目立つ傾向にあるが、勝利例は17年500万下のエンパイアブレイクに限られる。過去の種牡馬傾向からは適性を計りづらいことも否めず、今後の指標とするためにも本馬の走りには注目したい。

 キングカメハメハ産駒は「2-0-1-8」。中京競馬場がリニューアルしてから当該コースで最も勝ち星を挙げている種牡馬がキングカメハメハ。また、牝馬の好走例が一度もないことも特徴となっている。同産駒からはグレートタイムが出走予定。

 ハーツクライ産駒は「1-0-1-11」。当該コースの通算成績ではキングカメハメハ、マンハッタンカフェに続く勝利数を収めており、孫世代となるジャスタウェイ産駒も好走率・回収率ともに優秀な数値を記録している。同産駒からはスワーヴアラミスが登録しているものの、25日のブラジルCに回る公算が高い。

 オルフェーヴル産駒は「1-0-0-13」。データ集計期間外を含めても好走例が1頭増えるだけだが、19年納屋橋S(3勝クラス)1着アルドーレ、18年インディアトロフィー(1000万下)2着ストーミーバローズ、と当該コースのなかでは格の高い条件で好走を果たしている。同産駒からはアルドーレが出走予定。

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