現地時間3日、アメリカのキーンランド競馬場でG1・シャドウェルターフマイルS(3歳上・芝1600m・9頭立て)が行われた。
道中は後方でレースを進めた7番人気アイバー(牡4、J.タラモ騎手)が、直線に入ると、外から鋭い末脚で前方をごぼう抜き。追い込んでくる2番人気レイジングブル(牡5、J.ロザリオ騎手)の追撃も退け、1馬身差つけて優勝した。勝ちタイムは1分33秒99(良)。
レイジングブルから3/4馬身差の3着は2018年セントジェームズパレスS(英G1)覇者で4番人気のウィズアウトパロール(牡5、J.ルパルー騎手)。前走レッドバンクS(米G3)を制し、1番人気だったアナライズイット(牡5、T.ガファリオン騎手)は8着だった。
アイバーは父アグネスゴールド、母May Be Now、その父Smart Strikeという血統。アルゼンチンで2歳G1・2勝後、アメリカのP.ロボ厩舎に移籍。2戦目で移籍後初勝利をあげ、前走のツーリストマイルS(米リステッド)では3着だった。