【英・フィリーズマイル】J.オブライエン厩舎のプリティゴージャスがV、取り違え事件の裁定は一日経ても出ず/海外競馬レース結果

2020年10月11日 20:10

 現地時間9日、イギリスのニューマーケット競馬場でG1・フィリーズマイル(2歳牝・芝直線1600m・10頭立て)が行われた。

 道中は馬群の中でレースを進めた1番人気プリティゴージャス(牝2、S.クロース騎手)が、馬場の中央を通り徐々に前へ進出。最後は外から追い込んだ4番人気インディゴガール(牝2、R.ハヴリン騎手)の追撃を退け、1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒10(重)。

 既報のとおり、このレースではエイダン・オブライエン厩舎による出走馬の取り違えが発生。

 J.ドイル騎手騎乗のディープインパクト産駒スノーフォールが3位に入線、W.ビュイック騎手騎乗のマザーアースが8位に入線したと思われたが、この2頭のゼッケン及び騎乗予定騎手が入れ替わっていた。

 3位に入線したのはマザーアースだったことが明らかになっており、両馬とも失格の可能性が報じられてはいるが、日本時間11日19時時点で裁定は決定しておらず、3着はスノーフォールのままとなっている。

 コーラル、ラドブロークス、ベットウェイなど欧州大手ブックメーカーは、スノーフォールとマザーアースの両馬を3着扱いとして馬券の払い戻しを実施した。

 勝ったプリティゴージャスは、父がDanzig系のLawman、母Lady Gorgeous、その父Compton Placeという血統。アイルランドのジョセフ・オブライエン調教師(エイダン師の長男)の管理馬。

 当初はマザーアースとともに10月4日のマルセルブサック賞(仏G1)に出走予定だったが、使用していたゲイン社の飼料から禁止薬物が検出されたため出走が叶わず、こちらに矛先を切り替えてのG1初戴冠となった。通算成績は5戦3勝。

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