田辺裕信騎手騎乗の6番人気アルクトスが優勝(撮影:高橋正和)
12日、盛岡競馬場で行われた第33回マイルチャンピオンシップ南部杯(3歳上・JpnI・ダ1600m・1着賞金5000万円)は、好位外でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の6番人気
アルクトス(牡5、美浦・栗田徹厩舎)が、直線で脚を伸ばし、内で粘っていた2番人気
モズアスコット(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)をゴール前で振り切って、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒7(稍重、日本レコード)。
さらに1.1/4馬身差の3着に7番人気
モジアナフレイバー(牡5、大井・福永敏厩舎)が入った。なお、1番人気
サンライズノヴァ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)は
モジアナフレイバーと1/2馬身差の4着、3番人気
ゴールドドリーム(牡7、栗東・平田修厩舎)は6着に終わった。
勝った
アルクトスは、父
アドマイヤオーラ、母ホシニイノリヲ、その父シンボリクリスエスという血統。クロフネが2001年の武蔵野Sでマークした1分33秒3を0秒6も上回る驚異のレコードで、昨年2着の雪辱を果たした。GI/JpnIはこれが初制覇。