12日、川崎競馬場で行われた富士見オープン(3歳上・OP・ダ2100m・1着賞金500万円)は、縦長となった展開の中団前目から進めた笹川翼騎手騎乗の1番人気アングライフェン(牡8、大井・高野毅厩舎)が直線で最内から抜け出し、最後は3番人気センチュリオン(牡8、浦和・小久保智厩舎)に1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分16秒2(重)。
1.1/2馬身差の3着には5番人気サブノクロヒョウ(牡7、大井・阪本一栄厩舎)が入った。2番人気サルサレイア(牝4、川崎・内田勝義厩舎)は9着だった。
アングライフェンは父ステイゴールド、母レッドスレッド、その父パントレセレブルという血統。JRA所属時代には2019年のアルデバランS(OP)とブリリアントS(リステッド)を勝利しているほか、ダート重賞で3度の2着がある。移籍初戦だった前走・日本テレビ盃は大差離される6着だったが、好メンバーの揃った今回、移籍後初勝利となった。