【豪州競馬】コーフィールドC、ジ・エベレストが開催 両レース1番人気が優勝/海外競馬レース結果

2020年10月17日 17:30

コーフィールドCを制したベリーエレガント(提供:Racing Photos)

 10月17日、オーストラリアでは総賞金500万豪ドルの伝統のハンデG1、第143回コーフィールドC(芝・2400m)がコーフィールド競馬場で、芝レース世界最高賞金額の1500万豪ドルを誇るジ・エベレスト(芝・1200m)がランドウィック競馬場で、それぞれ行われた。

 昨年は日本のメールドグラースが制覇したコーフィールドC。1番人気に応えて優勝したのはC.ウォーラー厩舎のベリーエレガント。

 ベリーエレガントは、道中は中団で折り合うと、四角ではザーラ騎手に導かれてスムーズに外へ持ち出した。直線では、迫るアンソニーヴァンダイクをクビ差退けて見事に伝統のハンデG1を見事に制覇。

 鞍上のM.ザーラ騎手は絶好調で、この日4勝目を自身初めてのコーフィールドC優勝で飾った。

 ザーラ騎手は「素晴らしくタフな牝馬です、直線でアンソニーヴァンダイクに並び掛けられても抜かせませんでした。2400mという事もあり、道中はリズム良く折り合うことを重視していました。観客がいない中で行われたのは残念ですが、コーフィールドCを勝てて素晴らしい気持ちです」とコメント。

 2着のアンソニーヴァンダイクは、17枠からのスタートが響き、後方から大外を回る競馬を強いられた。それでも最後まで伸びてクビ差の2着と、英ダービー馬の意地を見せつる走りとなった。同馬は2週後に行われるメルボルンCへ向かう予定。

 シドニーのランドウィック競馬場で行われたジ・エベレストでは、こちらも1番人気のクラシックレジェンドが人気に応えて優勝。620万豪ドルの高額賞金を手に入れた。

 クラシックレジェンドの鞍上のK.マカヴォイ騎手は、なんと同レース3勝目。今年でまだ第4回開催の高額賞金レースでその勝負強さを見せつけている。

(取材:川上鉱介)

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