米ウィンスターファームは21日、2021年の種付け料と併せてティズナウ(Tiznow、牡23)が種牡馬を引退することを発表した。
ティズナウは父Cee's Tizzy、母Cee's Song、その父Seattle Songという血統。現役時代は3・4歳時の2000〜2001年に米・ブリーダーズCクラシック(G1・ダ2000m)を連覇するなどG1を4勝。エクリプス賞年度代表馬・最優秀3歳牡馬(2000年)、同最優秀古牡馬(2001年)に輝いた。
種牡馬としては2009年のドバイワールドCを勝利したウェルアームド、今週の菊花賞で無敗の三冠達成を狙うコントレイルの祖母で米G1馬のフォークロアなどG1馬15頭の父となった。母父としては米G1・4勝で現役のティズザローなど。また、日本国内では母父としてストロングタイタンやギルデッドミラーの血統表に名を残している。