【アルテミスS予想】未来の女王への登龍門! データの裏に潜む“東西格差”を消去法でジャッジ!/JRAレース展望

2020年10月30日 18:03

昨年は、リアアメリアが圧倒的人気に応えて勝利。過去5年で2頭のGI馬を輩出した出世レースだけに注目が集まる(撮影:下野雄規)

 新設された12年以降の過去8年では、関西馬の5勝に対して、関東馬は3勝。それほど大きな差にみえませんが、勝率では関西馬の11.6%に対して3.8%、複勝率でも30.2%に対して13.8%と、関東馬は大劣勢です。ただし、昨年は関東馬も2、3着と2頭が馬券になり、一昨年も6番人気で勝利。近年の変化の兆しにも注意が必要でしょう。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。

 ちなみに先週の菊花賞では、コントレイルと4番人気で2着のアリストテレス2頭が消去データをクリアして、連対を果たしました。また先々週の秋華賞でも、消去法で【残った馬】のデアリングタクトと9番人気で3着だったソフトフルートが馬券になっています。ここでは、アルテミスSのケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。

【条件1】(※データは新設された12年以降の過去8年を参照)
中9週以上の休養明け2戦目馬(ただし、前走上がり1位で勝利馬は除く) [0-0-0-10] 複勝率0%
該当馬:タウゼントシェーンユーバーレーベン
過去8年では、中9週以上の休養明け馬が3勝を挙げているのに対して、休養明け2戦目は未勝利。仕上がりの早い2歳牝馬ということで叩いての上昇が望みにくいだけでなく、一度使われたことによる調整の難しさもあるのかもしれない。前走で上がり1位の脚を使って勝ち切っていた馬を除くと、少し割り引いてみたい。
(過去の主な該当馬:15年エスティタート4人気6着)

 上位人気が予想されるユーバーレーベンが消去データに該当しました。1番人気となる可能性も高いソダシと、前走の札幌2歳Sでクビ差の接戦を演じた実力馬です。2歳重賞で休養明け2戦目を不安視するデータはあまり使われることが少ない気はしますが、だからこそ有効な減点材料ともいえるのではないでしょうか。

 さらに、残りの消去条件は、『パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、関西馬優勢が続くのか? はたまた、関東馬の逆襲があるのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。

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