アイルランドのトワイライトペイメントが逃げ切り(提供:Racing Photos)
3日、オーストラリアのフレミントン競馬場でG1・メルボルンC(3歳上・芝3200m・23頭立て)が行われた。
ハナを切った10番人気タイのトワイライトペイメント(セ8、J.マクニール騎手)が、最後の直線に向いて後続を突き放す展開。好位から進んだ2番人気タイガーモス(牡4、K.マカヴォイ騎手)が一歩一歩差を詰めたが、トワイライトペイメントがその追撃を0.4馬身差振り切り、逃げ切り勝ちを収めた。勝ちタイムは3分17秒34(良)。
勝ち馬から0.6馬身差の3着は、後方から追い込んだ3番人気プリンスオブアラン(セ8、J.カー騎手)。メルボルンCは3年連続の3位入線に(2019年は2着に繰り上がり)。1番人気サプライズベイビー(セ6、C.ウィリアムズ騎手)は13着だった。
また、昨年のダービー(英G1)覇者でトップハンデ、4番人気タイのアンソニーヴァンダイク(牡5、H.ボウマン騎手)は、最後の直線で競走を中止。球節骨折のため予後不良と発表された。
トワイライトペイメントは父Teofilo(その父Galileo)、母Dream On Buddy、母の父Oasis Dreamという血統。アイルランドの重賞3勝馬でG1は初制覇。通算成績は31戦8勝。
同馬はジョセフ・オブライエン調教師の管理馬。2着タイガーモスはその父エイダン調教師の管理馬で、父子ワンツーとなった。
※馬齢は豪州表記に準ずる。