【アルゼンチン共和国杯 枠順データ分析】大外8枠は不振、突出した好成績を残す馬番にも注目

2020年11月06日 10:00

アルゼンチン共和国杯 馬番データ

 8日に東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・芝2500m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる6回の馬券絡みが7番。次点で3回の3番、11番が続き、2回が1番、2番、4番、5番、9番、12番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-0-2-13 複勝率18.8% 複勝回収率35%
2枠 2-1-2-13 複勝率27.8% 複勝回収率62%
3枠 1-1-0-16 複勝率11.1% 複勝回収率19%
4枠 0-2-2-15 複勝率21.1% 複勝回収率84%
5枠 2-2-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率75%
6枠 3-2-1-14 複勝率30.0% 複勝回収率64%
7枠 1-1-1-22 複勝率12.0% 複勝回収率22%
8枠 0-1-1-23 複勝率8.0% 複勝回収率20%

【1〜3人気】
1枠 1-0-2-2 複勝率60.0% 複勝回収率112%
2〜6枠 7-4-2-7 複勝率65.0% 複勝回収率115%
7・8枠 1-0-2-2 複勝率60.0% 複勝回収率110%

【4人気以下】
1枠 0-0-0-11 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2〜6枠 1-4-4-66 複勝率12.0% 複勝回収率47%
7・8枠 0-2-0-43 複勝率4.4% 複勝回収率11%

 まず、枠順別成績を眺めてみると8枠の不振が際立ち、のちにコーフィールドCでG1制覇を果たす13年アドマイヤラクティ(8枠16番・2着)が唯一の連対例。なお、7・8枠から連対した3頭には前走初角通過3番手以内という共通点があり、あえて不利な外目の枠順を評価するのであれば、先行力の有無にも気を配りたい。

 一方で、馬番7番は昨年もムイトオブリガードが勝ち馬となるほか、過去10年で6頭の好走馬を出す顕著な成績を残している。10年コスモヘレノス(9人気3着)、11年カワキタコマンド(8人気3着)、17年ソールインパクト(7人気2着)といった人気薄も含まれるため、注目して損はないだろう。

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