6日、中山競馬場で行われた寒竹賞(3歳500万下、芝2000m)は、内田博幸騎手騎乗の3番人気エミーズスマイル(牝3、船橋・出川龍一厩舎)が、中団追走から直線で内を突き、8番人気マイネルオアシスを1.3/4馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分04秒1(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に9番人気マイネルビジューが入り、1番人気のトーセンクラウンは6着だった。
勝ったエミーズスマイルは父アグネスタキオン、母エミスフェール(その父リアルシャダイ)という血統。北海道・柳澤好美厩舎から5月の札幌でデビューし、3戦目(旭川・ダート1500m)で初勝利。盛岡に遠征したジュニアグランプリ(芝1600m)でボスアミーゴの2着した後、現厩舎に移籍。11月12日の赤松賞で7番人気ながらディーズメンフィスからタイム差無しの3着に好走していた。通算成績6戦2勝。
管理する出川龍一調教師は、05年1月30日の東京・3歳500万下(ドラゴンシャンハイ)以来約2年ぶりのJRA勝利で、JRA通算成績を6戦2勝とした。