中山金杯、シャドウゲイト7馬身差圧勝

2007年01月06日 15:25

 6日、中山競馬場で行われた中山金杯(4歳上、GIII・芝2000m)は、田中勝春騎手騎乗の3番人気シャドウゲイト(牡5、美浦・加藤征弘厩舎)が、2番手追走から早めに先頭に立つと、直線では後続を突き放し、外から伸びた10番人気アサカディフィートに7馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2分02秒4(重)。さらに1/2馬身差の3着に2番人気ブラックタイドが入り、1番人気マヤノライジンは8着に終わった。

 勝ったシャドウゲイトは父ホワイトマズル、母ファビラスターン(その父サンデーサイレンス)という血統。祖母カッティングエッジは89年クイーンC(GIII)、88年3歳牝馬S・東(GIII)の勝ち馬。

 3歳時、05年プリンシパルSでエイシンニーザンの2着して日本ダービーに出走(ディープインパクトの16着)、その後もグリーンチャンネルC(3歳上500万下・芝1800m)を勝つものの、条件戦で連敗を続けた。昨年7月、函館の大森浜特別(500万下・芝2000m)で10か月ぶりの勝利を挙げ、12月17日の前走、約5か月ぶりに出走した香取特別(3歳上1000万下・芝1800m)では逃げ切って7馬身差で圧勝していた。通算成績16戦5勝(重賞1勝)。

 鞍上の田中勝春騎手は93年(セキテイリュウオー)、03年(トーホウシデン)に続きこのレース3勝目。JRA重賞は昨年のオールカマー(GII、バランスオブゲーム)以来の通算37勝目。管理する加藤征弘調教師は05年アンタレスS(GIII、ピットファイター)以来のJRA重賞通算3勝目となった。

 また、ホワイトマズル産駒は04年オールカマー(GII)のトーセンダンディ以来、約2年3か月ぶりのJRA重賞勝ちとなった。

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