【船橋・クイーン賞】重賞初制覇なるかアッシェンプッテル/レースの見どころ

2020年12月01日 17:00

重賞初制覇を狙うアッシェンプッテル

 12/3(木)に船橋競馬場で行われるクイーン賞。JRAから参戦の4頭はいずれも重賞未勝利で、地方馬にもチャンスがありそうなメンバー構成。主な出走馬は以下の通り。

■12/3(木)クイーン賞(3歳上・牝・JpnIII・船橋ダ1800m)

 アッシェンプッテル(牝4、栗東・奥村豊厩舎)は今年3月の伊丹ステークスを勝利してオープン入り。初戦の平安ステークスでは13着と大敗を喫したが、その後はオープンで3戦連続掲示板内を確保。前走の太秦ステークスではメンバー中最速の上りを使って3着と善戦しており、持ち味の末脚を生かせば重賞初制覇のシーンまでありそうだ。

 シネマソングス(牝5、美浦・小笠倫弘厩舎)は今年5月から2勝クラス、報知杯大雪ハンデ(3勝クラス)と連勝し、重賞初挑戦となったブリーダーズゴールドカップでは5番手から息の長い脚を使って4着と善戦。その後はレディスプレリュード7着、JBCレディスクラシック8着と使うたびに馬体を減らしているが、今回は勝ち負けになる相手関係だ。

 メモリーコウ(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)は、昨秋に2連勝でオープンに昇級すると、重賞初挑戦となった今年1月のTCK女王盃で3着と善戦。その後、4月のマリーンカップ2着など最近4戦はすべて4着以内と堅実。8月のブリーダーズゴールドカップ(2着)後に骨折が判明し、今回はそれ以来の実戦と状態面がカギだが、実績的には侮れない。

 サルサディオーネ(牝6、大井・堀千亜樹厩舎)はJRAでは4勝を挙げたが、ダートグレードでは18年のこのレースなど2着3回が最高。しかし、今年1月に大井に移籍すると、4月のマリーンカップを逃げ切ってダートグレード初制覇。マイペースで行ければ持ち味の粘り強さを発揮するタイプだけに、展開次第では出番がありそうだ。

 以下、1勝クラス、2勝クラスと連勝中で、51キロのハンデが魅力のパールデュー(牝4、美浦・黒岩陽一厩舎)、今年3月のエンプレス杯で2着ナムラメルシー(牝6、大井・福田真広厩舎)、昨年の関東オークス勝ち馬で、中央からの転入初戦となるラインカリーナ(牝4、浦和・小澤宏次厩舎)にもチャンスはあるだろう。

 発走は20時05分。



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