チャンピオンズCに出走するインティ(撮影:下野雄規)
netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がったチャンピオンズCの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【野中賢二厩舎×武豊騎手(インティ)】
「野中賢二厩舎×武豊騎手」の「直近5年」成績は15-2-3-23。「直近5年」での15勝は次位の藤岡佑介騎手に5勝差をつける1位で、勝率34.9%は出色の好成績だ。今回騎乗するインティとのコンビの印象が強いが、それ以外にもグレイルで17年京都2歳Sを、ロードレガリスで20年アルデバランSを制しており、直近では、9月27日桶狭間Sをエイシンポジションで勝利。15勝中12勝が1番人気でのものだが、それだけ勝利を期待されるシチュエーションで勝ち切っているということだろう。
「直近1年」に絞ると5-0-1-4。単勝回収率202.0%、複勝回収率114.0%とベタ買いでもプラスになっている。強固な「ゴールデンコンビ」は継続中だ。
武豊騎手はインティで交流重賞も含め、5-1-2-2。昨年のフェブラリーSに優勝し、チャンピオンズCでも3着している。ここ2戦は大敗しているが、マイルの流れで先手が取れていないのが敗因の一つだろう。1ハロン延長でスムーズに流れに乗れれば、一変があっても不思議ではない。