8日、中山競馬場で行われた呉竹賞(3歳牝500万下、ダート1200m)は、横山典弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍)アイヴォリーカラー(牝3、美浦・古賀史生厩舎)が、後方追走から徐々に進出すると直線で末脚を伸ばし、5番人気ミキノモナコに2.1/2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分11秒9(良)。さらにクビ差の3着に12番人気フェアリーライドが入った。
勝ったアイヴォリーカラーは父クロフネ、母アピーリングストーリー(その父Valid Appeal)という血統。半姉にエキサイティングストーリー Exciting Story(メトロポリタンH-米G1、父ディアブロ)、JRA5勝のストロングメモリー(父エンドスウィープ)がおり、03年のこのレースを勝ったデュアルストーリー(父エンドスウィープ)は姪にあたる。
11月25日のデビュー戦(東京・芝1400m)は8着に敗れたが、ダートに替わった前走、12月9日の未勝利(中山・ダート1200m)で2着に9馬身差をつけ圧勝していた。これでダートでは2戦2勝。通算成績3戦2勝。なお、クロフネ産駒では現3歳世代初のオープン馬となった。