8日、京都競馬場で行われた伏見特別(4歳上1000万下、芝1600m)は、長谷川浩大騎手騎乗のアグネスアーク(牡4、栗東・河内洋厩舎)が中団追走から、先に抜け出した3番人気ビッグカポネを一気の末脚で交わし、1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒5(良)。さらに3.1/2馬身差の3着に8番人気スパニッシュソウルが入った。
勝ったアグネスアークは、父アグネスタキオン、母ベルセゾン(その父ベリファ)という血統。叔母に01年スワンS(GII)など重賞3勝を挙げたビハインドザマスク、従妹に06年クイーンC(GIII)を制したコイウタ(牝4、美浦・奥平雅士厩舎)がいる。03年セレクトセールにて4200万円で落札されていた。
昨年1月9日の新馬(京都・芝1600m)で、2着に3.1/2差をつける完勝でデビュー勝ちしたが、その後骨折が判明し休養入り。前走、11か月ぶりのレースとなった12月10日の3歳上500万下(阪神・ダート1400m)に勝ち、ここに臨んでいた。通算成績3戦3勝。
なお、父アグネスタキオンの主戦騎手であった河内洋調教師にとって、2勝以上を挙げている馬は同馬のみで、現在のところ稼ぎ頭となっている。