13日に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のダイワメジャー、ステイゴールド、クロフネ、ハーツクライが続き、2回がアグネスタキオンとなっている。
ディープインパクト産駒は「3-1-2-12」。11年ジョワドヴィーヴル、14年ショウナンアデラ、18年ダノンファンタジーと3頭の勝ち馬を出す一方で、昨年は1人気に支持されたリアアメリアが見せ場なく6着に敗れている。なお、3着以内に好走した6頭は、いずれも1〜5人気の支持を受けた上位人気馬だった。今年はサトノレイナスが出走予定。
クロフネ産駒は「0-2-1-5」。12年クロフネサプライズが15人気2着と大駆けするほか、のちにGI馬となる10年ホエールキャプチャも4人気2着と好走。ただし、データ集計期間外を含めても勝利には手が届いていない。今年はソダシが出走予定。
新種牡馬ミッキーアイル産駒からはメイケイエールが上位人気と目される。同産駒の下級条件を含めたコース成績は「1-0-0-4」となり、未勝利戦ながらシャーレイポピーが2着に3.1/2馬身差を付ける快勝劇を演じている。
同じく新種牡馬モーリス産駒からはインフィナイト、シゲルピンクルビー(抽選対象)、ジェラルディーナ(抽選対象)の3頭が特別登録。同産駒の下級条件を含めたコース成績は「2-1-2-7」となり、複勝率41.7%・複勝回収率154%と馬券的にも好相性を示している。