11日、笠松競馬場で行われた白銀争覇(4歳上、ダート1400m、1着賞金210万円)は、中川雅之騎手騎乗の4番人気{horse=2003103267:チヨノドラゴン}(牝4、金沢・鈴木正也厩舎)が好位3、4番手追走から、早めに先頭に立った7番人気マルヨスポットを直線入り口あたりで交わすと差を広げ、同馬に3馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分27秒2(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に8番人気トーセンノースランが入り、1番人気ケンゴウザンは9着に終わった。なお、マイネフォクシーは疾病のため出走を取り消している。

　勝ったチヨノドラゴンは、父バブルガムフェロー、母ブリリアントノバ(その父ジェネラス)という血統。昨年4月のデビュー戦で8馬身差圧勝したのを皮切りに、デビューから4連勝。東海クイーンC(名古屋)で初重賞制覇を達成し、サラブレッド大賞典(金沢)でも5馬身差の圧勝で重賞2勝目を挙げていた。これで東海地区では2戦2勝となった。通算成績12戦8勝(うちJRA1戦0勝、重賞3勝)。