10日付で登録抹消のエタリオウ、1勝馬としての獲得本賞金はJRA最高額に

2020年12月16日 16:51

付加賞を含めると2億円以上を獲得したエタリオウ(写真は2019年ジャパンC出走時、ユーザー提供:モエロウエクラさん)

 2018年菊花賞(GI)など重賞2着4回のエタリオウ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は、10日付でJRAの競走馬登録を抹消された。

 エタリオウは父ステイゴールド、母ホットチャチャ、母の父Cactus Ridgeという血統。

 2017年10月14日、デビュー2戦目の2歳未勝利戦(京都芝2000m)で初勝利。その後、500万(現1勝)クラスで3戦連続2着。さらにダービートライアルの青葉賞(GII)でも2着となる。優先出走権を獲得した日本ダービー(GI)では、ワグネリアンから0秒2差の4着だった。

 秋初戦は菊花賞トライアルの神戸新聞杯(GII)で2着に入ると、続く菊花賞(GI)もフィエールマンとハナ差の2着。

 明け4歳初戦の日経賞(GII)では初めて1番人気に支持されたが、ここでもメイショウテッコンと1.1/4馬身差の2着。以降の7戦は4着以下に敗れていた。

 通算成績は17戦1勝。獲得した本賞金は1億9570万円。これは1986年以降にJRAでデビューした1勝馬の中で最高額となった。

 獲得本賞金が8000万円以上の1勝馬は、下記のとおり。

1億9570万円 エタリオウ
2018年菊花賞など、重賞2着4回

1億3150万円 シゲルピンクダイヤ 現役
2019年桜花賞など、重賞2着3回

1億1640万円 ビーチサンバ 現役
2019年ローズSなど、重賞2着4回

1億円 クリノガウディー 現役
2018年朝日杯FS・2019年中京記念2着

9330万円 マジックキャッスル 現役
2020年秋華賞など、重賞2着3回

8840万円 ピュアブリーゼ
2011年オークス2着、重賞3着2回

8577万円 プレイ
2011年弥生賞2着

8080万円 ホーマンウイナー
2001年デイリー杯2歳S・2002年アーリントンC2着

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