01年の青葉賞(GII)を勝ち、浦河・ディアレストクラブで乗馬生活を送っていた{horse=1998110097:ルゼル}(牡9)が、今春から新ひだか町・レックススタッドで種牡馬入りすることがわかった。
同馬は父Zafonic、母Schezerade(その父Tom Rolfe)という血統の英国産馬。伯母に82年米芝牝馬チャンピオンに輝いたエイプリルラン(ターフクラシックSなどG1・4勝)などがいる。
01年のデビューから2連勝でセントポーリア賞(3歳500万下・芝1800m)を勝つと、青葉賞(GII・芝2400m)で重賞初制覇。その年から外国産馬にも開放された日本ダービーに、外国産馬としてクロフネとともに出走(ジャングルポケットの14着)した。その後は故障を患い、約2年8か月の休養を経て復帰したが、04年9月に競走馬登録を抹消していた。通算成績9戦3勝(重賞1勝)。
引退後は、浦河・ディアレストクラブで乗馬となったが、このたび生産地からの要望が多く、種牡馬入りとなった。一旦乗馬となりながら種牡馬入りするのは珍しいケース。