ノーザン
ファーム生産馬は、16年に4頭が出走して5、7、2、10番人気で1-4着を独占しました。ところが、それ以降の4年間では[0-3-2-8]と、好走する馬は少なくないものの未勝利に終わっています。つまり、過去4年の優勝馬はいずれも非ノーザン
ファーム生産馬だったのです。
また優勝馬の父も
キズナ、
ノヴェリスト、スクリーンヒーロー、バゴと決して主流とはいえない種牡馬だった点にも注意が必要でしょう。もちろん、ノーザン
ファーム生産馬の好走確率は高く、軽くは扱えませんが、アタマ狙いは別の牧場の生産馬という手はありそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
直近の重賞では、阪神Cで『注目の穴馬』として推奨した
マルターズディオサが6番人気で2着に。またGIでも、朝日杯FSで【残った馬】の7番人気
グレナディアガーズと2番人気
ステラヴェローチェが連対し、馬連50.0倍を的中させています。
チャンピオンズCでも、【残った馬】の4番人気
チュウワウィザードと3番人気
ゴールドドリームが連対し、馬連40.1倍を仕留めました。ここでは、京成杯のケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】(※データは過去10年間が対象)
■父キングマンボ系(ただし、ノーザン
ファーム生産馬は除く) [0-0-0-15] 複勝率0%
■該当馬:
タイムトゥヘヴン、
プラチナトレジャー過去10年で父キングマンボ系の馬は[0-3-2-14]と未勝利。そのうち、2勝2着5回3着6回を記録し、複勝率36.1%の好走確率のノーザン
ファーム生産馬を除くと期待値は急落する。今回の出走馬で父キングマンボは4頭いるが、ノーザン
ファーム生産の
ヴァイスメテオールと
ディクテイターにはチャンスが残り、
タイムトゥヘヴンと
プラチナトレジャーは割り引きが必要となる。
■過去の主な該当馬:18年
エイムアンドエンド5人気10着、17年
イブキ5人気15着
人気が予想される
タイムトゥヘヴンが消去データに該当しました。前走は同舞台の中山2000m戦を1.4秒差の完勝だった馬で、血統だけで減点するのは少し怖い気はします。ただし、前走でタッグを組んだ北村友一騎手はノーザン
ファーム生産の
ディクテイターで出走。単なる先約の可能性もありますが、人気馬だけに少し疑いの目をむけてみたいところです。
さらに、残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、今年も非ノーザン
ファームが主役となるのか? あるいは4頭出しのノーザン
ファーム勢が覆すのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。