21日、京都競馬場で行われた平安S(4歳上、GIII・ダート1800m)は、石橋守騎手騎乗の9番人気
メイショウトウコン(牡5、栗東・安田伊佐夫厩舎)が後方2番手でレースを進め直線外から一気に追い込み、3番人気
サンライズバッカスとのゴール前の接戦をアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分51秒0(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には8番人気
シャーベットトーンが入った。1番人気
フィールドルージュは6着。
勝った
メイショウトウコンは、父マヤノトップガン、母ルナースフィア(その父ジェイドロバリー)という血統。半兄に04年阪神JS、05年京都(共にJGIII)で2着に入った
ローレルロイス(父ジェニュイン)がいる。04年12月デビューから初勝利を挙げるまで13戦を要したが、初ダート戦となった06年8月の3歳上500万下(札幌・ダート1700m)で2勝目を挙げてから一変。ダート戦は4戦3勝、2着1回と連対率100%の成績でここに臨んでいた。通算成績23戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の石橋守騎手はメイショウサムソンで制した06年日本ダービー(GI)以来のJRA重賞制覇で、通算では13勝目。管理する安田伊佐夫調教師は
ファストタテヤマで制した02年京都新聞杯(GII)以来4年8か月ぶりのJRA重賞制覇で、通算では22勝目となった。
ちなみに、マヤノトップガン産駒はJRA重賞9勝目で、JRAダート重賞は初勝利となった。