1番人気のノボリターンが差し切って勝利(撮影:高橋正和)
26日、川崎競馬場で行われたヴィクトリーチャレンジ(第19回佐々木竹見カップ第2戦、ダ1600m)は、中団で進めた酒井忍騎手騎乗の1番人気ノボリターン(牡5、船橋・坂本昇厩舎)が直線でインコースから脚を伸ばし、最後は保園翔也騎手騎乗の3番人気スターギア(牝6、川崎・内田勝義厩舎)に1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分43秒7(重)。
1.1/2馬身差の3着には張田昂騎手騎乗の5番人気アルチレイロ(セ7、川崎・山崎尋美厩舎)が入った。今野忠成騎手騎乗の2番人気キョウワヴィラン(牡6、川崎・山田正実厩舎)は5着。
ノボリターンは父ノボトゥルー、母ノボキッス、その父フレンチデピュティという血統で、昨年のさきたま杯などを勝利しているノボバカラの半弟。これで3連勝を果たし、通算成績を22戦6勝とした。
「佐々木竹見カップ ジョッキーズグランプリ」は通算7153勝を挙げ、鉄人と呼ばれた佐々木竹見元騎手の偉業を讃えて創設されたもので、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため南関東所属騎手のみでの実施となった。