近2年は、上位人気の外国人騎手のワンツーという結果でした。そして、ルメール騎手が連続連対を決めています。ところが今年は、コロナ禍もあって他の外国人騎手は不在。そこで注目は、その直前の15-18年に6回馬券に絡んでいる地方出身騎手でしょう。こちらは15番人気での激走もあり、配当的な妙味もありそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
先々週の日経新春杯では、【注目の穴馬】に指名した7番人気のショウリュウイクゾが優勝! さらに【残った馬】の13番人気ミスマンマミーアが2着、4番人気のクラージュゲリエが3着と好走!
馬連58,060円はもとより、3連単961,790円も的中できた可能も!? 京都から中京に開催が変更となったことで、データ予想は苦戦するのでは、という声も少なくないなか、見事に大きな結果を導き出してくれました。
残念ながら先週は、東西重賞とも【注目の穴馬】は惜しくも4着どまりでしたが、AJCCでは【残った馬】のラストドラフトが6番人気で3着と好走しました。ここでは、根岸Sのケシウマの消去条件のうち、今回から新たに導入した「トレンドデータ」を無料公開します。
【トレンドデータ】(※14年以降の7回のデータを参照)
■レース間隔中3週以内 [0-0-1-33] 複勝率0%
■該当馬:ダイメイフジ、テイエムサウスダン、ブルベアイリーデ
■ダート1400mに戻った01年以降の19回では、レース間隔が中3週以内だった馬は[6-7-7-109]だった。仕上げの難しい冬場ということもあり、決して率は高くはないが、年末や年明けに使われていた馬は侮れなかったのだ。しかし、レースレベルが上がった近年は、使われた反動がより生じやすくなったこともあり、中3週以内馬の成績は急落する。14年以降の過去7年間では[0-0-1-33]と未連対である。ちなみに、そのうち唯一馬券圏内に健闘した昨年のスマートアヴァロンは、前走で斤量58キロ以上を背負っていた馬。今回の中3週以内馬に、そこまでの実績馬はいない。
■過去の主な該当馬:20年ダノンフェイス5人気4着、19年マテラスカイ4人気13着
上位人気の可能性もあるテイエムサウスダンも含め、3頭が消去データに該当しました。いずれも、年明けの前走のオープン特別で4着以内と好走していた馬たちです。とくにテイエムサウスダンとブルベアイリーデは、前々走で今回と同舞台の霜月Sでも3、4着。連続好走に加え、コース適性もあるので押さえたくなるようなタイプですが、「トレンドデータ」的にはかなり厳しそうです。
さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、ルメール騎手の連続連対は続くのか? あるいは地方出身騎手の復権があるのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。