オークス以来の重賞勝利を狙うラヴズオンリーユー(撮影:花岡貴子)
もうすぐ2月末。今年は解散の厩舎が多くて、例年以上に寂しい気持ちになりますがこればかりは仕方ありません。定年を待たずに解散する角居厩舎ですが、早くも厩舎にあった練習用の木馬が引き取られていきました。いよいよその時がきたな…と実感する今日この頃です。
その一方で、騎手候補生だった競馬学校の3年生の方々が無事卒業。栗東に戻ってきました。栗東は女性騎手2名を含む6名が3月にデビューする予定です。いまは、その日に向けての準備に忙しいようです。
なので、2月が終わって3月が始まって欲しいという気持ち半分、2月が終わらないで欲しいという気持ち半分、複雑な心境です。
さて、京都記念はラヴズオンリーユーの調子が良さそうです。3歳時に見せた女王の雰囲気が一時、感じられなかったのですが、今はそれが戻ってきた感じがします。
「ジョッキーに2週前から乗ってもらっています。ハミ受けのバランスを修正してくれないか、ということで、ハミをトライアビットに替えました。いい雰囲気ですし、広い阪神コースに替わるのもいい。結果が残せるといいですね」(岡助手)
オークス以来の重賞勝利、叶うといいですね。
(取材・文:花岡貴子)