27日、東京競馬場で行われたクロッカスS(3歳OP、芝1400m)は、田中勝春騎手騎乗の3番人気サープラスシンガー(牡3、美浦・宗像義忠厩舎)が好スタートから先手を奪うと、直線に向いても脚色衰えず、1番人気ウィズディクタットに1.1/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分22秒1(良)。さらに1.1/2差の3着には2番人気メダイヨンが入った。
勝ったサープラスシンガーは、父Songandaprayer、母Daisy Dukes(その父Ghazi)という血統の米国産馬。昨年9月のデビューから2戦目(中山・芝1200m)で初勝利。昇級初戦のくるみ賞(2歳500万下)で4着、格上挑戦となった前走の京王杯2歳S(GII)は14着に敗れたが、続く黒松賞(500万下)で2勝目を挙げると、前走のクリスマスローズS(OP)でも勝ったアドマイヤホクトから1/2馬身差の2着に入っていた。通算成績7戦3勝。