現地時間28日、米・サンタアニタ競馬場で行われたサンタモニカH(4歳上牝、米G1・ダート7f)は、G.ゴメス騎手騎乗の1番人気プッシーキャットドール Pussycat Doll(牝5、米・B.バファート厩舎)が道中好位追走から抜け出し、差してきた8番人気ノッサカンサオ Nossa Cancaoに4馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分22秒32(良)。さらに1馬身差の3着に5番人気シークレットスキーム Secret Schemeが入った。
勝ったプッシーキャットドールは、父Real Quiet、母は99年ラブレアS(米G1)を制したHookedonthefeelin(その父Citidancer)という血統の米国産馬。04年10月にデビューし、3戦目のメイドン(ダート8f)で初勝利。G1初挑戦となった05年ラブレアS(米G1・ダート7f)では6番人気ながら後続に5.3/4馬身差をつける圧勝劇を演じ、昨年5月のフマナディスタフH(米G1・ダート7f)にも勝っている。今回はそれ以来約8か月ぶりの出走だった。通算成績11戦6勝(重賞3勝)。