昨年のJBCスプリントを制したサブノジュニアの巻き返しに期待(撮影:高橋正和)
3/10(水)に大井競馬場で行われる第12回フジノウェーブ記念。大井で唯一の1400m重賞で、1着馬には東京スプリント(JpnIII)の優先出走権が与えられる。今年も多くの実力馬参戦して、楽しみなメンバー構成となった。主な出走馬は以下の通り。
■3/10(水) フジノウェーブ記念(4歳上・SIII・大井ダ1400m)
サブノジュニア(牡7、大井・堀千亜樹厩舎)は昨年、大井生え抜き馬として初めてJBCスプリントを制した。ここ2走はJRAに遠征していたが、3走ぶりの地元戦となる。斤量は59kgとなるが、巻き返しての重賞3勝目を期待したい。鞍上は矢野貴之騎手。
グレンツェント(牡8、大井・藤田輝信厩舎)は昨年のスパーキングサマーカップなど地方転入後で重賞2勝。大井ではまだ勝ち星がないが、重賞で2着3回と力のある所は見せてきた。御神本訓史騎手との新コンビで好走を期待したい。
ベストマッチョ(セ8、川崎・佐々木仁厩舎)は昨年プラチナカップで重賞初制覇。またオーバルスプリントと兵庫ゴールドトロフィーで2着の実績がある。最内枠のここは楽に先手を取っていけそうで、勝ち負けに持ち込めて良いだろう。鞍上は森泰斗騎手。
カプリフレイバー(牡4、船橋・稲益貴弘厩舎)は昨年の優駿スプリント覇者。その後は勝ち星を挙げられていないが、前走の船橋記念で3着など復調の気配は見せている。距離延長をこなして重賞2勝目なるか。鞍上は本田正重騎手。
他にも、転入初戦となる実績馬カフジテイク(牡9、大井・松浦裕之厩舎)、一昨年の本レース覇者キャプテンキング(牡7、大井・的場直之厩舎)、大井1000mのレコードホルダーであるクルセイズスピリツ(牡6、大井・荒井朋弘厩舎)、芝の実績馬ドーヴァー(牡8、大井・久保田信之厩舎)らも上位争いの圏内。
発走は16時10分。
■調教追い切り動画