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2003年の二冠馬ネオユニヴァースが死亡 産駒にはヴィクトワールピサなど

2021年03月08日 21:01

M.デムーロ騎手とのコンビで2003年の春の牡馬二冠を勝利したネオユニヴァース(撮影:下野雄規)

 2003年の皐月賞・日本ダービー(ともにGI)の二冠を制したネオユニヴァース(牡21)が8日、繋養先であるレックススタッドで、種付け中の事故により死亡したことがわかった。

 ネオユニヴァースは2000年5月21日生まれ、父サンデーサイレンス、母ポインテッドパス、その父Krisという血統。現役時代は栗東の瀬戸口勉厩舎の管理馬。

 2002年11月に2歳新馬戦で初勝利。翌年、きさらぎ賞(GIII)・スプリングS(GII)と連勝して臨んだ皐月賞を制してGI初制覇、続く日本ダービーも勝利した。同年の菊花賞(GI)はザッツザプレンティの3着に敗れ三冠達成はならなかった。

 2004年は大阪杯(当時GII)で始動しこれを勝利。続く天皇賞・春は2番人気に支持されたものの10着。その後故障により結果的にこれがラストランとなった。通算成績は13戦7勝。二度のGI勝利の鞍上は短期免許時代のM.デムーロ騎手だった。

 種牡馬としては、産駒のヴィクトワールピサが2010年の皐月賞・有馬記念、2011年のドバイワールドC(いずれもGI)を制したほか、アンライバルドとロジユニヴァースが2009年にそれぞれ皐月賞・日本ダービーの親子制覇を達成、ネオリアリズムが2017年に香港のクイーンエリザベス2世C(G1)を勝利した。

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