初勝利を飾ったヒズマスターピース(右)(カメラ・荒牧 徹)
10月25日の東京2R・2歳未勝利(牝馬限定、芝1600メートル=10頭立て)は、2番人気の
ヒズマスターピース(美浦・国枝栄厩舎、父スクリーンヒーロー)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。今年の函館記念を制した
ヴェローチェエラの半妹という血統。勝ち時計は1分34秒9(良)。
初戦は6着に終わったが、距離を2ハロン短縮してプラスに出た。外の8番枠から好スタートを決めて、すんなりハナヘ。そのままリズム良く運び、直線でも追い出しを待つ余裕を持ってスパートして、最後は2着の
ダイユウヴェンティに3/4馬身差をつけて逃げ切った。
菅原明良騎手は「距離を詰めたのがよかったし、馬場もパンパンよりも、こういう馬場の方がよかったと思います。調教から動けていたし、結果を出せてよかったです」と、勝利を振り返った。