GI級競走3勝のサウンドトゥルー(写真は2017年JBCクラシック出走時、撮影:高橋正和)
2016年チャンピオンズCなどGI級競走3勝のサウンドトゥルー(セ11、船橋・佐藤裕太厩舎)が、12日朝の調教中に骨折を発症したため、現役を引退することがわかった。
今後は生まれ故郷である、北海道新ひだか町の岡田スタッドで余生を過ごす予定。
サウンドトゥルーは父フレンチデピュティ、母キョウエイトルース、母の父フジキセキ。弟にも重賞勝ち馬のルールソヴァール、アナザートゥルースがいる血統。
2012年10月、JRA・美浦の高木登厩舎の管理馬としてデビュー。2015年10月の日本テレビ盃(JpnII)で重賞初制覇。その後、同年の東京大賞典(GI)、2016年のチャンピオンズC(GI)、2017年のJBCクラシック(JpnI)と、GI級競走3勝をあげた。
2018年11月に船橋の佐藤裕太厩舎に移籍。2019年・2020年金盃(SII)と、2020年東京記念(SI)を制した。11歳となった今年も1月の報知オールスターC(SIII)、2月の金盃と、2戦連続で3着に入っていた。
通算成績は68戦13勝(うち地方34戦6勝)。獲得賞金は7億6002万8000円。