3日、東京競馬場で行われた春菜賞(3歳牝500万下、芝1400m)は、北村宏司騎手騎乗の8番人気
ヴィヴァチッシモ(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)が中団追走から直線で末脚を伸ばし、逃げ粘る10番人気
トーセングラマーをゴール直前でクビ差交わし優勝した。勝ちタイムは1分22秒6(良)。さらにクビ差の3着に5番人気
センシュアルドレスが入り、1番人気
ショウナンタレントは6着に敗れた。3連単は616,390円という波乱。
勝った
ヴィヴァチッシモは父サクラバクシンオー、母バリアシオンバレイ(その父サンデーサイレンス)という血統。従兄に
スズノマーチ(
エプソムC-GIII)がいる。昨年5月に北海道・柳澤好美厩舎からデビューし、2戦目(札幌・ダート1000m)で初勝利を挙げると、昨年初の2歳戦重賞・栄冠賞(旭川・ダート1000m)に勝利。その後、ラベンダー賞(OP)4着を経て昨秋に現厩舎へ移籍も、サフラン賞(2歳牝500万下)6着、福島2歳S(OP)9着と凡走が続いていた。今回は福島2歳S以来約3か月ぶりの実戦だった。通算成績8戦3勝(うち地方4戦2勝、重賞1勝)。