激走注目馬に指名されたダートから芝に再挑戦のフミチャン。有力馬不在で、今年も高配当の雰囲気十分のフラワーCで結果を残せるか(撮影:下野雄規)
単勝1.4倍、圧倒的1番人気に推された3冠牝馬デアリングタクトが直線わずか届かず2着に沈み、ワースト人気のギベオンが逃げ切り勝ちを収めた日曜の金鯱賞。netkeibaのAI予想の1つAiエスケープは、大波乱の主役ギベオンを4番手評価とし3連複346倍、500円的中で17万3250円の払い戻しを獲得しました! 詳細は
こちら さて2021年春のGI開幕戦、高松宮記念を翌週に控えた今週。開催4重賞の中から、枠順や当日の馬場状態予測などが反映されていない、あくまでも現時点での想定とはなりますが、桜花賞前哨戦フラワーカップの本命候補をご紹介します。
【AI予想が指名した激走注目馬は?】
牝馬クラシック路線の有力馬はクイーンカップやチューリップ賞に向かうことが多く、例年判断が難しいこのレース。昨年は12番人気馬が勝利し、3連単30万超えの高配当決着となっています。
今年は阪神JF3着のユーバーレーベン、フェアリーS2着のホウオウイクセル、京王杯2歳S5着のリフレイムなど重賞で好結果を残している馬たちが上位人気となりそう。その上で、今回Aiエスケープが示した現時点の本命候補は、予想オッズ50倍の10番人気(月曜正午時点)のフミチャンでした。
新馬・2戦目で芝を走るも、超スローペースで上がり33秒台が要求される展開に。末脚のキレで勝負するタイプではないだけに、瞬発力不足を露呈する結果となってしまいました。ただし、両レース共に終始外々を回された上で、それでも5着に粘っている内容は評価できます。
その後ダートで2着、1着と結果を残し、今回芝へ再挑戦となりましたが、過去のフラワーカップを振り返ると、デビュー後の芝2戦の時のような超スローはなく、展開、条件面ではプラスでしょう。
また、昨年の中山牝馬S・福島牝馬Sを連勝し、先週の中山牝馬Sで3着したフェアリーポルカと、中山金杯2着のココロノトウダイの下にあたるフミチャン。兄姉が中山の重賞でも活躍しているように、血統的にも今回の条件には期待できます。
春GIの開幕までいよいよ残り1週となった今週。週末には4重賞の中からAIの弾き出した最終決断を公開予定です。